一年に一度の御例祭が素晴らしい天候のもと斎行されました。
今年の御例祭はコロナ禍ということで、氏子役員のみのご奉仕にて、感染症対策をしっかりと講じた上での斎行となりました。
9月27日
午前8時より神輿や幟等の諸準備が行われました。
午後7時
宵宮祭 麦振舞神事(市指定重要無形文化財)
境内の灯りが一斉に消されると、神輿への御霊遷しが行われました。
その後、白装束の白丁たちによる麦振舞神事。
猿田彦命が鎮地の儀、振り魂の儀を行い気合いを入れ、
白丁たちが「オーオーオー」の雄叫びをあげました。
提灯の灯りに照らされて無事に神輿のお発ちとなりました。
9月28日
午前10時大祭式典
御社殿には例年の半数の氏子崇敬者が参列。
神徳奉賛歌は巫女が独唱しました。
神輿渡御
社頭をお発ちになった神輿は氏子町内を自動車にて渡御。
午後3時10分より宮入り神事(市指定重要無形文化財)が行われました。
揃いのマスクを着用した氏子の担ぐ神輿、
楽人をはじめ人数を縮小しての行列は参道を静かに進み、
厳修裡に宮着きしました。
規模を縮小し氏子役員のみのご奉仕による御例祭でしたが、
境内には久しぶりに前鳥囃子が響きわたり、ゆったりと、和やかなお祭りでした。
御祭神もさぞかしお喜びのことと拝察申し上げます。