氏子崇敬者が心一つに御祭神とともに、和やかな時を過ごしました。
9月27日 氏子さまのご奉仕
御例祭では四之宮の古くからの習わしにより、のぼりは東町、神輿は通り町というように各町内毎に準備の分担が決められています。
先輩方のご指導により各町とも手際良く準備が進めれれました。
9月27日 宵宮祭
明日の御例祭を前に神社役員は正装で集合。
午後7時、神輿への御霊うつしと、神輿の担ぎ手の力づけの神事、麦振舞神事が執行されました。
氏子総代から御神酒を頂いた白丁たちは、里芋の葉の上に盛られた強飯(こわめし)と副食の唐辛子、大根の煮付けを余すところなく食しました。
いよいよ大神輿(明神さん)のお発ちです。
神楽殿では前鳥囃子と里神楽・相模人形芝居前鳥座の演目が披露されました。
神奈川県指定無形民俗文化財 相模人形芝居前鳥座
9月28日 御例祭
午前10時、神社本庁からの献幤使のご参向を頂き、拝殿いっぱいの氏子崇敬者のご参列のもと、大祭式典が執り行われました。
お一人お一人が玉串を捧げ、御祭神の日頃の御神恩に感謝の誠を捧げ、これからの更なるご守護のあらんことをお祈りしました。
午前11時30分、神輿は氏子町内の巡行にお発ちになりました。
午後4時30分、下郷よりの担ぎ渡御の始まりです。夕方になるにつれしだいに担ぎ手たちも多くなり、北向観音堂では境内に溢れるばかりの人となりました。
午後7時10分、表参道太鼓橋より宮入り神事が始まりました。
雅楽の音に導かれ、裃姿の警護に護られながら奠(でん)の綱に導かれる神輿は、提灯の灯りに照らされ、お清めの雨に濡れ、何とも麗しい宮付となりました。
神楽殿では浦安の舞・悠久の舞・前鳥囃子・舞踊やカラオケなど、子どもからお年寄りに至るまでたくさんの氏子崇敬者の奉納演芸が夜遅くまで繰り広げられました。
大変多くの方のご協力により、御祭神も氏子崇敬者も皆が喜びに溢れる素晴らしい御例祭となりました。
有り難うございました。
大祭式典
神輿のお発ち
浦安の舞
悠久の舞
賑わう夜店