少しずつ気温が上がり、初夏の訪れを感じるようになった今日この頃。
日光を受けて温まった土からユリが芽を出し、ぐんぐんと成長しています。
落ち葉の間から芽を出したヤマユリ
徐々に背を伸ばしています
成長が早いテッポウユリは小さなつぼみを付けはじめています。
沢山のつぼみが顔を覗かせます。
こちらは車お祓い所のタカサゴユリ
日本のお花の中では格別に大きく、芳香も豊かなユリ。この大きな花が風で揺れる様子から「揺り→ユリ」と呼ばれるようになったと言われます。
古くから切り花として親しまれ、球根はヨーロッパにも輸出されてきました。今日、私たちが目にするカサブランカなど園芸品種のユリも、多くが日本のユリを原種にして品種改良されたそうです。
まさに日本を代表するお花の一つであり、ヤマユリは神奈川県の「県の花」でもあります。これから夏に向かって美しいお花を咲かせてくれますので、楽しみにお待ちください。
開花期間予想(天候により前後する場合があります)
テッポウユリ 5月下旬から7月上旬
タカサゴユリ 6月上旬から8月上旬
ヤマユリ 6月中旬から7月中旬
神社境内の草木花は神さまのものです。摘んだり折ったりせず、神さまと一緒に目で見て楽しんでいただければ幸いです。
また、境内では手水舎の敷石工事が始まっています。
今週中の完成予定ですが、この間しばらく手水舎がご利用いただません。
ご参拝の皆さまにはご迷惑をお掛けいたしますが、奉祝記念事業につき、ご理解の程お願い申し上げます。