このところ早朝や晩に鳴き声がよく聞かれていたフクロウの写真を撮ることに成功しました。
襲われたと思われる小鳥の羽が散らばっていたり、鳴き声が聞かれていたため存在は分かっていましたが、実際に姿が確認されたのは初めてです。
フクロウの仲間であるアオバズクは以前から稀に観察されていましたが、フクロウの飛来は平成以降なかったと言われます。
体長はカラスよりやや大きくずんぐりして見え、40cmほどです。ケヤキの木の枝にとまって「ホホ ゴロスケホッホ」と聞こえる特徴的な鳴き声を出していました。
フクロウは森の知恵者、幸運をもたらす鳥として知られますが、神奈川県では準絶滅危惧種に指定されている希少な鳥です。
今のところ営巣の有無は不明ですが、つがいを作って増え、フクロウの住む森となることを祈っています。
神社境内の草木鳥獣は神さまのものです。見つけても脅かしたり危害を加えず、優しく見守ってください。