去る3月末、境内の桜並木に新しい仲間が加わりました。
この日植えられた2本の桜の苗木は明治45年(1912)に日本からアメリカ合衆国ワシントンD.C.に贈られた桜の孫の木です。
植樹作業
ポトマック河畔の桜並木は日米友好の証として有名ですが、その3000本もの桜を寄贈した尾崎行雄東京市長(当時)の功績を顕彰するため、ワシントンの桜から株が分けられ、尾崎記念館(尾崎行雄を全国に発信する会)によって約100本の苗木の植樹が行われています。
今回の植樹は21渋田川プロムナードプラン推進協議会様のご紹介によって行われました。渋田川の桜並木にもワシントン桜は植えられています。
多くの方に日米友好と尾崎行雄の功績を知ってもらうことを目的として、前鳥神社の境内が植樹場所に選ばれたそうです。
植えられた2本の桜は八重桜です。
植えられたばかりですが、先日綺麗に花が咲きました。
さっそく「ワシントン桜」「ポトマック桜」「里帰り桜」など色々な呼ばれ方をしていますが、これから前鳥神社の見どころの一つになってくれることでしょう。
まだお花が残っていますので、せびご覧ください。