８月２７・２８日の２日間、前鳥神社氏子会・崇敬会共催の研修旅行が行われました。午前７時、前鳥神社に集合し旅行安全祈願を受けた後、一行は一路 栃木県へ。今回の旅のメインとなるのは２日目の日光東照宮正式参拝です。
和気あいあいとした雰囲気でバスに乗り込みます。圏央道を使い、お昼には日光周辺に到着。
赤城山の神さまと二荒山の神さまが中禅寺湖を巡って争ったという戦場ヶ原。
奥日光三名瀑 竜頭の滝
名高い華厳の滝
１日目の行程も無事終わり、お楽しみの宴会。自慢の喉を披露します。
２日目は朝から日光東照宮の正式参拝。身なりを整え東照宮の神職さんに案内をしていただきながら、御鎮座から４００年を迎えた国宝・世界遺産の境内を巡ります。
徳川家ゆかりの神社らしく境内には御紋の葵が茂ります。
この度修復された神厩舎の猿の彫刻を解説していただきました。左から順に猿の一生を表すそうです。
幼いうちは悪いことを「見ない・言わない・聞かない」。
同じく修復された陽明門を案内していただきます。
黒漆と胡粉、そして金箔を基調として彩られる絢爛豪華ながら格調高い門。
全ての彫刻が艶やかに創建当時の瑞々しさを取り戻していました。
徳川家の治世の平和の象徴 眠り猫も修復されていました。
拝殿の奥、本殿の前である「石の間」にて正式参拝を行い、その後会場を客殿に移して直会を行いました。東照宮の祭儀部長さまよりこの度の修復の経過や直会で供される物についてご講話をいただき、一同にとり有意義な時間となりました。
東照宮の後は日光二荒山神社の参拝、昼食を終えて日光田母沢御用邸記念公園へ。
日光の大自然と調和した庭園から邸内へ光が差し込み、天皇陛下がご静養されるのに相応しい穏やかな雰囲気を作り出しています。
東照宮に比べれば簡素ながら、細部への配慮がなされた錺装飾。
日本建築の建物に絨毯やシャンデリアなど西洋文化の良いところを採り入れた和洋室には気品が溢れ、参加者は大いに感銘を受け予定時間よりも長く滞在してしまいました。
日光から平塚市までの帰り道は渋滞もなく順調に、予定よりも早く前鳥神社に到着しました。参加者は手にお土産の詰まった荷物を抱え、満足そうに帰路につきました。
