3月17日から平塚市博物館で行われる春季特別展「四之宮 前鳥神社-その神輿と地域の信仰-」で展示資料の目玉となる前鳥神社の大神輿と御霊神輿が、博物館に搬入されました。
奨学神社例祭後に神輿積み込みが始まりました。
神輿の運搬は地元の企業 ニ德運輸倉庫様と、前鳥神社氏子宮世話人・青年部のご協力のもとで行われました。
神輿を載せたトラックは博物館裏の搬入口に着けられ、ここから人力で運ばれます。
特別展示室の入口に合わせて特別な台車を用意し、蕨手(わらびて)を外した状態で運び込まれました。
展示室ではお祭り前さながらの気合の入ったサラシ締めが行われました。神輿を載せる「ウマ」は、普段使用しているものでは展示室の天井にぶつかってしまうため、平野建具店様より奉納された新品を使用しています。
国府祭で使用する御霊神輿も運び込まれ、ガラスケース内に展示されました。
同時に相模人形芝居前鳥座の人形三体も展示室に。
人形の中で最も古い文政4年(1821)の墨書がある肩板
終了後は全員で記念撮影。
展示の全容はぜひ博物館で御覧ください。御霊神輿・大神輿の展示は4月14日までとなります。
搬入を行ってくださった宮世話人・青年部の方々、台車と飾り用輿棒をご用意くださった杉山副会長始めご関係の方々、ニ德運輸倉庫様、平野建具店様に心より御礼申し上げます。